外為法違反事件(無許可輸出)

2018-05-02

久しぶりに外為法違反事件(無許可輸出)の報道がありました。

平成28年から平成29年とかなり以前の違反ですが、注目されるのは、
個人の輸出も事後調査の対象になっていることでしょう。

・東京都在住の個人(中国籍)が輸出許可申請をすることなく、
軍事転用可能な赤外線カメラを香港を経由し中国へ輸出した。

・外為法違反: 有罪(罰金100万円)
・行政処分: 平成30年4月27日から3か月間、全ての貨物、全ての地域向けに輸出禁止

なかなか摘発のできずらい個人の輸出でも摘発ができるということは、
輸出記録が明確に残っているB2Bの場合には
容易に指摘を受ける可能性があるということだろうと感じています。

輸出コンプライアンス体制の重要さを教える違反事件だと思います。

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