神戸港から始まった日本のコンテナ化

2018-07-11

▼来週の海の日に想いをはせ、「港の日本史」という本を読んでみました

物流・荷役の大革新(コンテナ化)で港の様相が大きく変化しましたが、
この本にコンテナの歴史が書かれていて興味深く読みましたので、
一部シェアしたいと思います。

▼神戸港から始まった日本のコンテナ化
1967年(昭和42年)、日本初のコンテナふ頭(摩耶埠頭)にセミコン船が入港。
以来、神戸港が日本のコンテナ港の先駆としての役割を果たしてきました。

いまやポートアイランドや六甲アイランドは、コンテナふ頭だけでなく、
マンションなどの住宅や大学研究機関など複合的な地域となっています。

▼横浜港と東京港のコンテナ化
その翌年、横浜本牧ふ頭に日本初のフルコンテナ船が入港しました。
当時はまだ、東京港にはコンテナ受け入れができなかった!

そもそも、東京港が貿易港として開港したのは、1941年(昭和16年)。
1800年代に開港していた横浜港から遅れること約80年後のためでしょうか、
東京港で大井コンテナ埠頭が開港したのは、意外と新しく1975年でした。

その後、
横浜港ともども京浜港として、日本を代表するコンテナふ頭となり、
日本のコンテナふ頭の中でコンテナ取扱い量トップになっています。

ご参考までに
「港の日本史」吉田秀樹+歴史とみなと研究会著 祥伝社新書

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