異常気象による海上交通への影響

2026-08-24

ホルムズ海峡や紅海など中東情勢は依然として、
不安定な状況が続き地政学リスクが常態化していますが、

パナマ運河・ライン川では、
異常気象による海上交通への影響が報道されています。

▼ パナマ運河
「スーパーエルニーニョ」現象の発生予想を受けて、
パナマ運河を通過する船舶の喫水制限が厳しくなっているため、
主要コンテナ船社は、コンテナ積載量を制限する対応をしています。

このため、運河通過待ちの船舶が増えてきており、
10日ほどの待機も発生しているようです。

以前にも似たようなエルニーニョでの通行制限がありましたが、
今年は、「スーパーエルニーニョ」で状況が違うようです。

運行コストへの影響があるため、
パナマ運河サーチャージを改定する動きも拡大しており、
各社ともUS$100/TEU 以上 へ引き上げている模様です。

今年は「スーパーエルニーニョ」のため、
さらなる水位低下を心配する専門家も多く、
世界の貿易やサプライチェーンへの懸念が高まっています。

▼ ドイツ・ライン川
欧州でも酷暑により、
ライン川を利用した内陸水運がまひ状態となっているとの報道もあります。

ライン川の水位が大幅に低下、
川底から氷河期のマンモスの骨が出てくるほどで、
積載量を通常の20%程度まで減らして運航せざるをえない状況と報じられています。

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