コンテナ船の遅れが恒常化している

2021-11-22

北米西岸でコンテナ船が常時70隻以上も滞船していることはよく報道されていますが、
コンテナ船の遅れについて最新情報を共有したいと思います。

・コロナ禍にも関わらず、国際物流の荷動きが活況
・コンテナの回転率が悪くなっている
・コンテナ船のスケジュールが維持できなくなる

このような悪循環から各航路で運航スケジュール遅延が大幅に遅れております。

▼世界の主要定期コンテナ航路における今年9月の定時運航率
発表されているスケジュールに対して、よくても40%程度にとどまり、平均すると34%

多くの航路で、遅延日数が伸びていると言われています。
航路別にみてみると、
・アジア―北米西岸航路が最も悪化の幅が大きく、8日以上の遅延
・オセアニア-北米航路が8日弱の遅延
・アジア-北米東岸航路は4日強の遅延
・アジア-北欧州航路は5日強の遅延
・アジア-地中海航路は4日強の遅延

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