パナマ運河情報

2023-06-06

記録的な大雨に襲われた日本、本格的な梅雨入りのこの頃ですが、
パナマでは、干ばつで水深が足りないとのニュースが入ってきました。

例年、パナマ運河の干ばつシーズンには通過できる船舶の喫水制限の問題が発生しますが、
今年は早くも船舶の 喫水制限が始まったとのニュースを共有させていただきます。

通常は15メートル以上でも通過ができる喫水制限ですが、
パナマ運河庁(ACP)は最大13.56メートルに強化、さらに強める方針とのこと。

これに伴い、アジア発-北米東岸コンテナ航路で積み荷の重量制限の動きだけでなく、
一部の船社ではサーチャージPanama Canal Charge (PCC) の改定も検討している様子。

そろそろ雨季が始まる時期であり、喫水制限は徐々に緩和されるとの楽観的予想もあるが、
干ばつの長期化を懸念する悲観的な予想も出ており、
影響が長期にわたると、西岸港湾にシフトする動きも出てくる可能性もありそうです。

▼サーチャージとは
航空輸送も海上輸送も、基本運賃に割増料が加算されています。

割増料(サーチャージ)には、原油価格や為替の変動など予測不能な要因以外に、
コロナ禍で、世界各地の港湾でコンテナ船が入港できなくて大混乱となった時、
・Emergency Congestion Charge(ECC)
・Premium Freight Surcharge(PFS)
などといったあまり聞きなれないサーチャージも登場してきました。

航路ごとにサーチャージが細かく設定されています。

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