国際航空貨物運賃についての指数

2022-05-30

国際航空貨物運賃についての指数というものがあるそうです。
定期的に日本銀行から発表されていることを物流業界の情報誌で初めて知りました。

日本銀行発表の「企業向けサービス価格指数」の中に
「国際航空貨物輸送のサービス料金指数」の項目があり、
日本発着の国際航空貨物輸送に関する公式な料金指標を毎月公表しているとのこと。

路線ごとに状況が大きく異なりますが、
トレンドを理解するうえでは利用できるかと思われますので、ご紹介しました。

▼コロナ前からの倍以上の水準へ
・コロナがはじまるまでは、概ね100以下で推移していた指数でしたが、
・その後、コロナ直後の2020年4月に160を記録し、
・ 今年2022年3月時点では、200を超えた(前年比64%アップの226.9で過去最高を更新)

▼なお高値水準が継続か
最近、航空輸送を利用できないといった声を多く聞かれますが、
ロシア問題で欧州線を中心に運航コストがさらに上昇したことも影響して、
コロナ前からの倍以上の水準に跳ね上がってしまったのだと思います。

国際運賃相場は、需給バランスで絶えず変動していますが、
最近の燃油サーチャージの大幅アップを勘案すると
まだまだこのアップトレンドが続くだろうとの見方が多いようです。

▼海上輸送の指数もアップトレンド
ちなみにこの日銀指数には、海上輸送の指数もあります。

「外航貨物輸送」という項目を見ると、
海上輸送も同じように3月時点、前年比50%アップの163.9となっており、
適正水準に戻るにはなお時間がかかるのではないかと思われます。

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