リチウム電池の輸送規則が変更になります

2016-10-17

ギャラクシーノートが爆発するなどで注目の「リチウム電池」の話題です。

来年1月からリチウム電池の国際輸送が厳しくなります。
リチウム電池は、種類により発送できるものとできないものがあります

▼発送できるリチウム電池:(これ以外に該当の場合は要注意です)
UN3090およびUN3480(Class 9)のリチウム電池
UN3091およびUN3481(器具に同梱または装着)のリチウム電池
ただし、危険物申告書の提出と梱包マーキングやラベルが必要

リチウム電池などの危険品を国際輸送するのは、規制が多くあります。
事前にやらなければならないことを整理してみました。

1. バッテリーの種類は?
 ・リチウム・イオン(リチウム・ポリマー)ですか?
 ・リチウムメタル(リチウム合金)ですか?

2. 貨物の状況は?
 ・バッテリー単体ですか?
 ・装置・器具に装着されたバッテリーですか?
 ・バッテリーが使用する装置・器具と同梱されているだけですか?
 ・不良品バッテリーのShipbackですか?

3. 輸送するバッテリーの重量は?

そのうえで、 IATA 危険物規則に沿って、
 ・国連番号と正しい正式輸送品目名 を確定し、
 ・包装基準(Packing Instruction number)を選び、
危険品申告をすることになります。

キャリアーの事前承認など条件付き発送もありますので、
委託先フォワーダーさんに早めに相談するようにしましょう、

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