TPP11、大筋合意!

2017-11-13

最後まで交渉が紆余曲折したようですが、
参加11カ国による新協定の大筋合意が発表されました。

新協定の正式名称は、CPTPPとか。「包括的かつ先進的TPP協定」
Comprehensive and Progressive Agreement for Trans-Pacific Partnership
略称「TPP11(イレブン)」のほうがわかりやすいですね。

11カ国のうち6カ国が国内の批准手続きを終えれば、協定発効ですので、
EUとのEPAと同じ2019年スタートになりそうです。

▼TPPのメリット得るためには、
市場開放=関税撤廃のメリットに注目されていると思います。

協定が発効すると自動的に関税撤廃ではなく、
原産地規則に沿った事前の承認手続きが必要となります。
承認を得て、EPA専用の原産地証明書を申請することになります。

この手続きは、輸出地で行いますので、取引先(輸出者)の協力を得ないと、
関税撤廃のメリットを享受することはできません。

いまから準備を始めておくことをお勧めします。

2017年Autumnワークショップでは、
このEPA専用の原産地証明書の実務をテーマにみなさんと情報共有をしております。

3回シリーズの最終回(11月27日)、まだお席があります。
お申込みは、こちらへ:

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