もっと便利な方法がないものでしょうか

2020-06-29

▼デジタル化が遅れているのではないでしょうか?

あの10万円の給付金のオンライン申請について、
使いずらい、時間ばかりかかる(さらに支給が遅い)と感じておられないでしょうか。

‐あのシステム設計者は「誰にも怒られないように作る」という発想だからあんなものを作ってしまう
さらに続けて…
‐日本のデジタル化は、世界に後れを取っていると言わざるを得ません
このコメントは、奇しくも経団連会長からのコメントです!(文藝春秋7月号)

▼日本独特の「ハンコ文化」のせいでしょうか?

リモートワークを推奨されても、
書類捺印のためにだけ会社に出社しなければならない管理職の方が多くおられることも多く見聞きしておりました。
遅ればせですが、
政府は民間企業や官民の取引の契約書で押印は必ずしも必要ないとの見解を初めて示したとの報道もあります。

押印でなくてもメールの履歴などで契約を証明できると周知するとのことです。
「特段の定めがある場合を除き、押印しなくても契約の効力に影響は生じない」との法解釈をするそうです。

▼似たようなことが輸出入実務でも多く見受けられます
ソーシャルディスタンスを意識した感染予防策として対面手続きが中止されています。
・経産省所管の輸出許可申請や輸入割当など
・商工会議所所管の原産地証明など 

でも、ここでも申請者のハンコは、社長印でないとだめ(会社角印ではだめ)とか、
申請は郵送でいいが、メール問い合わせはできないとか、
輸出入実務をされているみなさまがお役所に振り回されているのではないでしょうか。

「誰にも怒られないように作る」という発想だけでなく、縦割り行政のせいでしょうか。

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