日本海北前船構想2030

2021-03-15

かつて 北前船が日本海経由で北海道から大阪までの物流ルートの主役でした。
この北前船の精神を現代版でどう再現していくのかという取り組みが検討されています。

国土交通省が2030年ごろを見据え、北陸の港湾の果たすべき役割などを検討しており、
日本海側の連携と、太平洋側の代替輸送機能、これを併せ持つことによって、
その結果としてアジア諸国へのゲートウエイにしようというビジョンとのこと。

▼日本の近代化学工業の発祥地、伏木港(富山県高岡市)
この港は、水深が深い天然の良港で、江戸時代から北前船の寄港地として栄えた港です。
明治10年(1877年)に日本海側で最初の洋式灯台「伏木燈明台」が作られ、
化学工業など日本の近代化がこの地から始まりました。
 
現在でも主要産業がこの地で生産活動を行っています。
この港なくしては日本の近代化学工業の発展はなかったものと思います。

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