中国の輸出管理法が12月1日から施行

2020-11-23

先月成立した中国の輸出管理法が12月1日から施行されると発表されていますが、
中国製品の日本からの再輸出規制など不明な部分が多く、懸念の声が上がっています。

経済産業省からは、中国輸出管理法の詳細などの把握に努めるとともに、
積極的かつタイムリーに情報を発信するとのことで、
経産大臣から声明が出されておりますので、情報共有させていただきます。
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(11月17日梶山経済産業大臣の閣議後記者会見より)

第1に、企業各社において、海外市場におけるビジネスが阻害されることのないよう
万全の備えをしていただきたい。
具体的には輸出管理の状況を踏まえつつ、自社のサプライチェーンのリスクについて
精緻に把握するとともに、
必要に応じて規制当局に許可申請を行っていただきたいということ。

第2に、他国企業と同等の競争条件を確保することも重要であります。
各国の輸出管理上求められている内容を超えて、過度に萎縮する必要は全くありません。

第3に、仮にサプライチェーンの分断が不当に求められるようなことがあれば、
経済産業省は前面に立って支援をしてまいります。
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今後の経産省からの説明会や経産省相談室の利用も検討されることをお勧めいたします。

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